伝統建築学科BLOG

宮大工・大工・2級建築士を育成する、
伝統建築学科の授業の内容や様子を詳しく紹介しています。
技能検定にむけて

こんにちは!

1月末頃に実技試験が行われる技能検定に向けて練習をしています!

 

製作課題は2級は柱立て四方転び、3級は切り妻小屋組みの一部です。

今回は2級の模擬試験の様子をお伝えします。

 

まずは原寸図から。

模造紙に原寸図を描いていきます。

 

次に木ごしらえをします。

材料は完成作品の部材よりも大きめの材が配られます。

その為、鉋で必要な部材の形や大きさに木取っていきます。

 

続いて墨付けをします。

加工するために材料に印をつけていきます。

ここで間違えてしまうと加工がうまくいっても組み立ちません。

 

最後に加工・組み立てをします。

墨付けをした通りに加工をしていきます。

ここで一気に作品らしくなります。

 

完成です!

これが2級の課題「柱立て四方転び」です。

 

 

技能検定ではいい出来の作品を制限時間内に作らなくてはなりません。

その為、時間配分や効率を考えたり、道具の調整を工夫したりしています。

合格に向けて頑張ります!

 

 


本物に触れて学ぶ宮大工
伝統文化と環境福祉の専門学校 伝統建築学科

 

 

| kenchiku | - | 16:27 | comments(0) | - |
茅刈りが終わりました!

こんにちは!

茅刈りが終了したのでお伝えします!

 

最終日も沢山の茅の束を作りました。

その茅の束を下から運んでいる様子。

スキー場なので意外と距離が長く傾斜がきついです。

茅の束は意外と重く、運ぶ作業は重労働でした。

 

最終的にこのくらい束を作ることができました!

これだけ作っても茅葺屋根一軒分直せないそうです。

茅葺屋根にはもの凄い量の茅が使われていることを身をもって知りました。

 

作業中に雪が降ってきたりとやはり寒い中の作業でした。

これからは本格的に雪が降ってくるので今年の茅刈りは終了です。

皆さんお疲れ様でした!

 

 

 

話は変わりますが、茅葺職人を目指す学生の現在の現場が学校の近くだと聞いたので見に行ってきました!

 

茅葺職人と一緒に作業する学生。

(赤い服を着ている人が学生です。)

普段あまり茅葺屋根を葺いているところは見れないので貴重な体験でした!

宮大工の仕事をしていくと、将来茅葺屋根の建物を修理をすることがあるかもしれません。そのときに茅の葺き方を知っていることが修理に役に立つと思うのでとてもいい勉強になりました。

作業していた学生によると茅葺屋根は地方によって葺き方が違うそうです。

今回学んだことを踏まえて他の地方の茅葺屋根をみると色々な発見が出来そうです。


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| kenchiku | - | 13:48 | comments(0) | - |
茅刈りに行ってきました!

こんにちは!

茅葺き屋根で使われる茅を取りに行ってきましたのでお伝えします!

 

佐渡にある唯一のスキー場、平スキー場にて茅刈りをおこないました!

 

(かや)は単体の植物の名前ではなく総称で、代表種にチガヤ、スゲ、ススキがあります。

それらは古くから屋根材などに利用されてきました。

茅の茎は油分があるので水をはじき、耐水性が高いからです。

このように重要であった茅を確保するために、往時の農村では、集落周辺の一定地域を茅場とし、毎年火を入れて森林化の進行を防ぎ、そこから茅を収穫することが普通でした。

今回はその茅の収穫を体験しました!

 

 

はじめに茅葺き職人を目指している学生から茅の束ねるときの諸注意などを教えてもらいました。

 

すでに刈ってあったところはいい茅を選んで拾い、

 

新しく刈るところは流れ作業でどんどん茅の束をつくっていきました。

 

 

ここからは束をつくっていく様子をお伝えします。

 

まず茅を刈っていきます。

 

次に刈った茅が集まってきたら束ね、下を揃えます。

自分の背丈よりも大きな茅を束ねるので大変です。

 

そして揃えたのを縄で縛っていきます。

 

束が出来たら臨時の茅置き場まで運びます。

束の直径は約30僂發△襪里之觜十鼎い任后

 

今回はこのぐらい集まりました!

集めた茅は違う場所に運ばれ、乾燥させます。

そして、佐渡にある茅葺屋根の修復に使われます!

ですが、まだ足りないので後日続きが行われます。

 

 

山の上での作業だったので気温が低く寒かったのですが、茅を刈るのは大変でとても暑そうでした。

今回集まった量では茅葺屋根を葺くには全然足りないそうです。

素人がやったというのもありますが、昔の人の偉大さを思い知りました。

 

 

余談ですがカマキリの卵を見つけました!

寒さとともに冬を感じさせてくれました。

 


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| kenchiku | - | 17:52 | comments(0) | - |
カレーを御馳走になりました!

こんにちは!

先週、介護学科の先生方が全校生徒にカレーを振る舞ってくださいました!

 

 

皆一杯では足りずおかわりをして、先生方を困らせていました。

さすが建築学科の学生たち。

 

1人暮らしが多い建築の学生には嬉しい手作りのカレーでした!

先生方ごちそうさまでした!

 


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| kenchiku | - | 14:14 | comments(0) | - |
学園祭が行われました!

こんにちは!

学園祭が行われましたのでお伝えします!

 

雨が降ったりやんだりと忙しい天気でしたが、虹に祝福されながら学園祭は無事行われました!

 

玄関の様子

 

 

まずは建築1年の「コースターをつくってみよう!」からお伝えします!

沢山の来場者の方がコースターを組み立てて、思い思いの色を塗って楽しんでいました!

 

建築の2・3年生もみんなで楽しく体験していました!

色付けはやはり個性が出ていました。

 

おしゃれにストライプ柄や、ブラジルカラー、目玉焼き柄と様々でした!

リアルにするために色々工夫していました。

 

 

次に建築2年の「かんなくずで花をつくろう!」についてお伝えします!

見本に学生が花を作ったのですが、こちらは個性というよりも性格が出ていました。

バラみたいな小さな花から、大きな花びらの花まで様々でした!

作り出したら止まらないらしく、色々な花を開発していました。

 

「かんなくずでつくるのが難しい!」と言いながらも沢山の方が楽しんでくださいました!

来場者の方はかんなくずに触ること自体が珍しく、1本の木を削って出来たものと聞いて驚く方もいらっしゃいました。

 

介護の先生方も体験されました!

普段あまり話すことのない他の学科の人達ともいい交流が出来ました!

 

 

その他に、作品展示室では学生や先生が普段の授業の様子や学生作品などについて説明したりしていました!

やはり説明が入ることで作品の難しいところ、すごいところがよくわかるので、来場者の方も熱心に聞いていました!

 

 

建築学科以外にも陶芸学科や自然環境学科、介護福祉学科の出し物もあり、そちらもにぎわっていました!

 

 

 

 

普段お世話になっている方、逆に今日初めて会った方などこの学園祭で沢山の方にお会いしました!

こちらが主催しているはずが逆に来場者の方に沢山のことを教わりました。

建築学科は全国色々なところから学生が来ているので、地元の人と関われるとても貴重な機会でした!

沢山の方のご来場ありがとうございました!

 

 


本物に触れて学ぶ宮大工
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| kenchiku | - | 20:26 | comments(0) | - |
明日の学園祭は?

明日はいよいよ、学園祭当日です!!

 

伝統建築学科は

 

○コースター作り

 

○カンナくずでフラワーアート(花をつくろう)

 

の2つです。

 

もちろん、模型や道具の展示もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 


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| sado-kenchiku | - | 18:49 | comments(0) | - |
第8回学園祭が行われます!

こんにちは!

いよいよ来週学園祭が行われるのでお知らせします!


 

日時・11月3日(・祝)

開場時間・10:00〜16:00

 

今年はなんと、伝統建築学科は2つ!出し物をします。

建築1年 コースターを作ってみよう!

建築2年 かんなくずで「花」を作ろう! です。

どちらも作って楽しく持ち帰れるものなのでぜひ体験してみてください!

(昨年の学園祭の様子)

 

伝統建築学科以外の学科も出し物をするのでぜひご来場ください!

お待ちしております!

 

 


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| kenchiku | - | 19:22 | comments(0) | - |
技能五輪の応援に行ってきました!

こんにちは!

10月22日・23日に技能五輪の応援に行ってきましたのでその様子をお伝えします!

 

技能五輪全国大会に出場できる選手は満年齢23歳以下の技能五輪全国大会地区予選で優秀な成績を収めた者のみです。

新潟県から建築大工には5人でました。

その中の一人として私達の学校から河邊さんが出場しました!

 

フェリーとバスを使い、建築大工の会場となる山形県にある「寒河江市 市民体育館」へ。

 

会場に入ってみるとたくさんの選手たちが一生懸命作業していました!

 

今年の課題です。

沢山の部材で課題作品が作られています。

どの部材も選手に配られるときは直方体で、自分で形や大きさを加工していきます。

作品だけではなく、図面も試験時間中に描かなくてはなりません。

 

河邊さんを見てみると木取りをしているところでした。

 

全国の優秀な人たちの作業が見れるということで、みんなかじりついて見ていました!

墨付けや加工の仕方、道具の使い方など選手によってさまざまで、色々な発見がありました。

 

その後、墨付け、加工、組立と進み・・・

 

無事時間内に完成です!

 

 

会場内では木工教室も行われていました。

 

木工教室の展示スペースの一部には過去3年間の技能五輪の課題が展示されていました。

年々少しずつ変わっています。

どの課題も色々な角度を使って作らなくてはならないので、難しいです。

 

その隣には、技能五輪とはまた違った大会で銀賞をとった山形県の職人さんの作品が展示されていました。

この作品は技能検定2級と似たところがあるので、自分が作った作品を思い出しながら見ている学生もいました。

組んであるところがとてもきれいで、すべての部材が全く同じ色だったらその部分を見つけることができないと思えるほどの精密さでした!

 

 

技能五輪全国大会を実際に観てみて、学んだこと、気づいたことは沢山ありました。

自分に足りないものをこれから身に着けていきたいと思います!

河邊さんお疲れ様でした!

 

 

お詫び

「技能五輪出場!」の記事の中で建築大工部門の会場は「チェリーナさがえ」とお伝えしましたが、正しくは「寒河江市 市民体育館」でした。

申し訳ありませんでした。

 


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| kenchiku | - | 17:23 | comments(0) | - |
スケッチに行ってきました!

こんにちは!

2年生が授業の一環として長谷寺(ちょうこくじ)にスケッチをしに行ってきましたのでその様子をお伝えします!

 

学校から車で20分くらい移動したところに長谷寺はあります。

 

全国的に見ても珍しい推定樹齢が500年以上といわれる高野槙が有名です。

この木は心霊が宿るとされる神聖な木で、根元には、300年前から地蔵尊が鎮座しており、高野槙の幹に触れることで、二重のご利益が頂けると言われています。

 

また、境内には色々な種類の植物が植えられており、四季折々の花が楽しめます。

 

ここではウサギを至る所で見ることができます。

(立札の足元にいます)

ウサギは境内の雑草を食べてもらうため放し飼いにしているそうです。

放されているのは雑草だけを食べるように訓練されたウサギのみで、近くの畑を荒らしたりはしないそうです。

ここだけをみるとかわいいですが、ウサギの放し飼いを始めたきっかけは檀家の数が少なくて、雑草を処理するお金や人手が足りなくなったからだそうです。

一見かわいいだけに見えますがそのような苦労を乗り越えるめに考え出された策なのですね。

 

 

さてスケッチをしてみると建物の反り具合や部材のバランスなど普段気づかないようなことに沢山気づきます。

そして自分たちが学んでいることの再確認にもなったと思います。

この経験をして改めて設計図などをみたりすると違った見え方が見えてくるかもしれません。

みんな「難しいー」と言いながらも一生懸命描いていました。

 

お話からもスケッチからも色々なことを学べた1日でした。

 

 


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| kenchiku | - | 22:23 | comments(0) | - |
熊野神社5

こんにちは!

熊野神社も今回で終わりです!

完成までご覧ください!

 

 

軒先の上っていないほうの葺地の上から以前作られた垂木にかけて、新しい野垂木をかけていきます。

屋根が反っているので野垂木も反らせなくてはなりません。

そのため垂木同士を継ぐ所や、葺地にのせるところを垂木が反るときに合うようにしていきます。

 

その野垂木の上から野地板をはっていきます。

 

野地板を張っていくとこのようになります。

(下から見ています。)

 

ここまで行けば、私たちの仕事は終了です!

後はこの上に瓦屋さんが瓦を葺いて完成です!

 

修復終了後の熊野神社の様子

 

 

 

この前熊野神社を見に行ってみたら瓦が一部葺かれていました!

瓦がのるとやはり屋根らしく、神社らしくなりますね!

(写真ではわかりづらいですが・・・)

のせる前

 

のせた後

 

修復という難しい現場でしたが、無事終わりました。

普段扱えないような大きさの材を扱えたりしたので、とても良い経験になりました!

この体験をこれからの現場に活かしていきたいです!

 

 


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| kenchiku | - | 18:29 | comments(0) | - |
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