伝統建築学科BLOG

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緑青

こんにちは!

 

みなさんは下の写真のような緑色の屋根を見たことはありませんか?

これは銅板葺き屋根といいまして、緑色に見えるのは銅が酸化してできる”緑青”(ろくしょう)と呼ばれる錆です。

 

 

錆びているということは銅板が腐食してボロボロになってしまうと思われがちですが心配はいりません。

この緑青は銅板の表面に発生するので、一度酸化被膜がつくられると内部まで錆は進行しにくいのです。

 

ちなみに緑青ができる前はこの写真のような金属光沢のある屋根です。少し分かりづらいですが、、、

 

さて、緑青の利点は上記した酸化被膜によって屋根の耐久力が増すことと、なんといっても見た目の美しさではないでしょうか?

銅板がきれいに緑青で覆われるまでは20年以上かかるといわれています。みなさんも神社、寺を訪れて緑青を見つけたならば、長い年月をかけてつくられる金属特有の美しさに魅了されてみてはいかがですか?

 

 

屋根の葺き方も様々あるのでまたの機会に紹介したいと思います!

ではまた!

 

本物に触れて学ぶ宮大工
伝統文化と環境福祉の専門学校 伝統建築学科

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